女性に向いている仕事の一つに、介護職が挙げられます。大変な面もありますが、仕事に慣れると、やりがいを感じられるようになるそうです。介護の仕事は人を相手にするので、細やかな気配りが必要です。男性でも気配りのできる人はもちろんいますが、その数はかなり少ないと言えるでしょう。一方女性は、家事や育児を通して、気配りの仕方を自然に学んでいるので、介護の仕事ではそれを活かすことができます。
また、介護職は、介護する人とのコミュニケーションを大切にしなければなりません。お年寄りが何を望んで、どういうことに不満を持っているのかを、会話を通して把握する必要があります。そのためには、一人一人の方とのコミュニケーションを大切にする必要がありますが、この点においても女性は男性に勝っています。男性は無口な人もいますが、女性は基本的にはおしゃべりが好きなので、お年寄りとすぐに仲良くなれるからです。
ただし、介護の仕事は、拘束時間が長くなりがちで、身体的な負担が大きいと言うデメリットがあります。しかし、働く職場をじっくりと選ぶようにすると、身体的負担は最小限に抑えられるでしょう。夜勤をするのが難しかったら、デイケアの仕事を選べば夜勤は避けられますし、訪問介護の仕事もおすすめです。訪問介護の仕事は現在都市部を中心に需要が高まっており、雇用形態を自由に選べるというメリットがあります。
また、フルタイム勤務が難しければ、パートや派遣として活躍することも可能です。非正規なら、扶養の範囲内で活躍できるので、比較的自由度の高い働き方ができるでしょう。